蝉時雨
ブログを開いてくださりありがとうございます。山下です。
「蝉時雨」という言葉、一度使ってみたかったんです。
蝉の声を雨に例えるなんて、なんとも風流で趣がありますね。
こういう、日常を言葉で飾れる感性がほしかったものです。
私はセミと聞くと、アブラゼミやミンミンゼミを思い浮かべますが、みなさまはどうですか?
子どもの頃、夏になると虫取りに出かけて採っていたセミもこの2種がほとんどでした。
セミの鳴き声が聞こえると、夏が来たなという気持ちになります。
種類によって鳴き声に明らかな違いがあるのもおもしろいですよね。
先日、家の近くでミンミンゼミが鳴いていましたが、これは誰が聞いてもこのセミにミンミンゼミと命名するだろうなと思うくらい、お手本のような「ミンミン」でもはや感動すら覚えました。
同じ日に、アブラゼミの鳴き声を辿っていくと木に止まって鳴いているところに遭遇できたのですが、その木がアブラゼミ御用達と思うくらいたくさん止まっていておもしろかったです。
この年になってもセミではしゃげるんだ。
セミの鳴き声でいうと、個人的にはヒグラシのどこか哀愁を感じる鳴き声が一番好きです。
夕暮れ時の山や森林の中で聞いたことを思い出すと鳴き声も相まって胸が締め付けられます。
毎年毎年、早く終われと過ごした暑い日々も、時間が経つと綺麗なものしか思い出せなくなっています。
景色や音は今も思い出せるけど、気温はなんとなく暑かったなってことだけで、実際の温度は思い出せない。
感覚の違いなんでしょうか。不思議ですね。